前回の記事でヘッドセットを新調したという記事を公開しました。
「まだ読んでないよ!」という方は↓からどうぞ!
今回は新調する前に2年くらい使っていたGSP300のレビューをしたいと思います。
これは前回の記事には書いていないのですが、実は以前のGSP300が壊れたわけではありません。バリバリ使えます。
そしてGSP300は個人的にはかなり人にお勧めできるヘッドセットです(1部分の弱点を除いては・・・)
ですがこのヘッドセットの発売日が2016年12月と結構前なので同じモデルの新型が出てもおかしくないんですよね。
今から購入を考えている人は少ないかもしれませんが、もし購入を考えている方がいましたら参考にしてもらえると嬉しいです!
購入前に注意するべき部分
一番初めに注意かい!!
と思われると思いますが、それぐらい個人的には致命的な弱点でした・・・
特に私みたいに(どうせ買うなら壊れるまで長く使いたい)と考えている方は気を付けた方がいいかもしれません。
最初の方でも触れましたが、一部分を除いてはとても良いヘッドセットです。
値段も1万2000円前後で、コロナ騒動の前ですが最安値で新品8000円後半くらいの値段で売っているのも見たことがあります。
※最近はコロナの影響で少し値段が上がり値段が定価近くに戻りました。
ですのでお高いゲーミングヘッドセットが多い中、本格的なゲーミングヘッドセットとしては手にしやすく性能も良いのでコスパ抜群です。
実際自分もGSP300がゲーミングヘッドセットの入門機でした。それまでは1000~2000円くらいの安いヘッドセットを3個くらい壊れては買い・・・壊れては買い・・・を繰り返していました。
ズバリ、唯一の弱点とは・・・!
ズバリ、弱点とはイヤーパッドの耐久性です。
合皮だから仕方ないのですが、使っているとポロポロ剥がれて床が汚れていきます。また縫い目も裂けてきて中のスポンジが見え始めます。
正直これは消耗品なのでボロボロになるのは仕方ないです。ただ交換用のイヤーパッドが高いんですよ(涙
だいたいですが左右ペアで5000円くらいします。
本体1万2千円(安かったら8000円台)でイヤーパッドの交換で5000円・・・
ここで自分は新しいのを買う決断をしました。
表
裏面
裂けた部分(これでも2回ほど自分で縫って穴は閉じてます。)
写真撮ってるだけでこれだけゴミが・・・
ちなみに使用頻度にもよりますが、自分の場合は大体1年半くらい使ったあたりからポロポロし始めて、縫い目が裂け始めました。
記事の冒頭でも触れましたが、機械的な部分は一切問題ないので普通に使用することができます。ただ、これを使うと耳の後ろやら中から黒いペラペラが出てきたり、床にペラペラが散らばっていたりで絶妙なストレスが溜まります(笑)
ちなみにこんな酷い見た目になっていますが、この状態でも密着感・付け心地はばっちりです。
なんなら新品の時に比べてクッションが柔らかくなっており、顔に当たる部分の合皮がほとんどなくなって布になっているので付け心地が上がっている気もします(笑)
外見
さて、ここからは普通に紹介していきます。
素材的にはプラスチック?的な素材であまり高級感はないですね。
マイクも上にあげるタイプなのでマイク本体を隠すことはできません。なのでヘッドホンとして使用するには見た目が苦しいです。
ケーブルはマイクとヘッドホンが分かれているプラグタイプです。
変換用のケーブルも付属しているのでPS4でも使用可能です。
ボリュームダイヤル
右耳の部分にダイヤルがあり、これにより音量の調節ができます。
ダイヤルが大きいので細かく音量の調節ができます。
マイク
マイクは可動式で上にあげるとミュートが可能です。
視覚的にもマイクオンなのか、ミュートなのかわかりやすいのでとても便利です。
角度的にはこれくらい上げるとミュートになります。
私はいじっていませんが、マイクの中央部分(青い線に挟まれている部分)はかなり堅めのゴム素材になっており口元の方にも動かすことができます。感覚としては昔のエヴァのプラモのゴム関節みたいな感じです。(わかる人いるかな・・・笑)
ですが特に触らないでも問題なく使用できたので動かす必要はないですかね。
ヘッドバンド
ヘッドパッド
メッシュ加工されているクッションが付いており、真ん中が空いているので蒸れはないです。
長さ調節
長さは12段階で調節ができます。
カチカチ感は緩めなのでヘッドセットを付けたままでも調節ができます。ですが使ってるうちに勝手に動くことはありません。
イヤーパッド
ボロボロになってしまいましたが、合皮製のイヤーパッドはかなり大きめで耳が完全にすっぽり覆われます。その為密着性は完ぺきで付け心地も最高です。
イヤーパッドの詳しい説明は上記の【ズバリ、唯一の弱点とは・・・!】で触れています。
重量
GSP300
269g
見た目は正直安っぽいですが、その分かなり軽くなっております。
比較用 ATH-G1
264g(ATH-G1 マイク付き)
かなり軽いと言われているATH-G1と5グラムしか変わらないので重量としては軽い分類になります。
音質とマイク
高音が少しシャリシャリしていてすこし軽めな感じがしますがですが、定位も割としっかりしておりFPSでは足音等もしっかり聞こえます。ですが音の奥行きが少し弱い気もします。なので足音は聞こえるのですが距離がわからないという場面が少しありました。
また、こちらのヘッドセットは音楽を聴くにはあまり向かない音質な気がします。
ボーカルの声ははっきり聞こえるのですが、それ以外がシャリシャリしておりゴチャッとしていて臨場感に欠けます。とくにベース、ドラムの低音のズンズン感がつぶれる感じがあります。
音質に関しては値段相応という感じがします。ですがその代わりマイクの性能はかなり化け物ですね。これに関しては私が新しく買ったATH-G1よりも性能がいいと私は感じました。
なので、GSP300の価格の7~8割がマイクの値段といっても過言でないと私は感じました。ですのでもし実況やテレワーク等で音質よりもマイクの方を重視したい場合にはGSP300はとても良いです。
上記でも書きましたが、ミュートのやり方がマイクを上にあげるだけなので使いやすさも100点です。
前回の記事のATH-G1では高音質なヘッドホンにマイクが付いた。と表現しましたが、GSP300は逆で高性能なマイクにヘッドホンが付いたという感じでしょうか。
まとめ!
本当にイヤーパッドの耐久性以外は個人的には完璧なヘッドセットでした。
余談ですがヘッドセットを新調しようとしたときにこちらのGSP300の上位モデルのGSP600の購入を考えていました。
GSP600
それくらいGSP300の付け心地、使用感が好きだったんです。
実際にGSP600を試着してみたところ側圧調整機構が追加されていたり、金属パーツが使われていたりで「さすが!!」というくらいGSP300から進化していました。
ですがその半面重さが約100g以上増加しており、ズシッと重さがありました。そのことからATH-G1に天秤が傾いてきたところにGSP600でもイヤーパッドの耐久性は相変わらずとの情報も入りGSP600は自分の選択肢から完全に消えました。
重量に関しては
(100g増えたぐらいでそこまで変わらないだろ)
って思っていたのですが、全然違いました。つけた瞬間にわかりますね(笑)
念のため実際に触りに行ったのが正解でした。
もし
- 交換用のイヤーパッドが安価or耐久力アップ
- GSP300と同じ機能で純粋に音質が向上
こんなGSPシリーズがあったら間違いなくこれを買っていたと思います。
さて、話がそれてしまったのでGSP300の話に戻ります。
いろいろと書いてきましたがGSP300はかなりおすすめのヘッドセットです。
値段的にもゲーミングヘッドセットでは比較的に安価な分類ですし、メーカーもゼンハイザーと大手なので信頼もあります。
個人的にはGSP300は入門用のゲーミングヘッドセットとして買って、イヤーパッドがボロボロになるまで使用し、このヘッドセットを基準にして新しいヘッドセットに買い替え! がいいのかなと思います。
なので消耗品のパーツを交換しながらずっと使用していきたいという使い方をしたい方にはGSP300はおすすめしません。
もし(本格的なヘッドセットに手を出してみたいな)と考えている場合にはGSP300も視野に入れてみてください♪
ではよいゲームライフを!
今回の記事に出てきた商品一覧
今回紹介したGSP300
上位モデルのGSP600
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