いやぁー最近すごく暑いですね。
夏という季節は好きなのですが、寝室にエアコンが無いので数時間おきに喉乾いて目が覚めての繰り返しで寝不足が続いております・・・
さて前置きはおいておいて、今回は入手が困難で有名?なSound blaster GC7を一か月使ってみたのでその感想を述べたいと思います。
この記事はあくまで私が使用してみての感想ですので詳しい仕様などを知りたい方は公式サイトの方を参考にしていただけると助かります。
Sound blaster GC7 公式サイト
本体の紹介
外箱
開けるとGC7がドドーンと入っております。
内容物
- GC7本体
- 光デジタルケーブル(両端とも角形)
- USBケーブルtypeC
- オーディオケーブル
本体サイズ
横のサイズ
おおよそ17cmくらいです。
奥行きのサイズ
おおよそ11.5cmくらいですね。
入力、出力端子
裏面
- LINE IN・OUT
- OPT IN・OUT(光デジタルケーブル)
- USBtypeC
となっており他のサウンドブラスターシリーズに比べて端子が多めになっております。
表面
マイクとヘッドセットが分かれております。
ですが、右はヘッドホンorヘッドセットなのでわざわざ分岐のケーブルを購入する必要はありません。
GC7の音質
使用しているヘッドセットは以前紹介したATH-G1です。
定位
これはかなり良いと思いました。
今まではSBXG6を使用していたのですが、個人的にはGC7の方が定位は良い気がします。
5.1サラウンド
これもバッチリです。ですがFPSで使用すると私は定位がわかり辛く感じたので普通にステレオで再生しております。個人的な感想ではサラウンド性能はSBXG6の方が良いかなーと感じました。
SXFI
こちらもGC7の目玉の機能だとは思うのですが、FPSでは音が広がりすぎて使い物になりませんでした。
感覚的にはサラウンドをより音を広がるようにした感じでしょうか。
FPSには向かないと思いますが臨場感はすごいので音楽や映画を鑑賞する際に使用するとライブ会場のような迫力を感じることができます。
ですが、素人の私にはサラウンド機能とSXFI機能の違いはあまりわかりませんでした。
ズバリ私個人的な感想!
一か月しようしてみた私の感想としてはPC以外で使用するサウンドカード、ミックスアンプとしては最高峰だと思われます。
音の強化も素晴らしいのですが、なんといっても使いやすさ多機能さが素晴らしいですね。
今までの外付けサウンドカードはPCで設定を行いPS4に接続して使用するというのが一般的だったのですが今回のGC7はそこの部分が改良されておりとても使いやすくなっております。
ですが、逆にPCでの使用を考えている場合はあえてGC7を優先的に選択する必要はないと思います。
では具体的にどこが便利で、どこが不便だったのか下記にまとめていきたいと思います。
GC7の優秀なところ
調節のノブが3つもある。
基本的にPS4などで使用するUSBDACなどはノブが一つのものが多く、2つあるのでもアストロのミックスアンプくらいでしょうか。
ですがこのGC7はノブが3つあります。
一番左のノブがマスターボリューム、真ん中がマイク・その他、右が音量のミックスとなっております。
また、マイクのボリュームは数字で表記されるためとても分かりやすいのも素晴らしい点です。
Bluetooth接続ですべての設定が行える
今までのサウンドカードはパソコンでイコライザー等設定をしてからPS4などにつなげて使用するという感じだったのですが、今回のGC7はリアルタイムで音を聞きながらイコライザーなどの設定が行うことができます。
今までSound blasterを使ったことがある方ならわかると思われますが、PCでしかできなかった設定がすべてスマホから行うことができます。
これだけのために買っても良いレベルで便利です。
設定画面一覧
イコライザー設定画面
Crystal Voice設定画面
※Voice morphはボイスチェンジャーです。
デコーダー
ミキサー
アプリ側からも音の設定をすることができます。
カスタムボタン
サウンドモードでは音の設定を3種類保存できます。
ボイスチェンジャーが使用できる
これもGC7ならではの機能だと思います。
普段ボイスチェンジャーを使用することは無いのですが、ふとした時に友人とノリで使用すると楽しめたりします笑
PS4でボイスチェンジャーなどを使用しようと思うと他の機材をそろえたりと大変ですが、GC7ならば音量のミックス機能とボイスチェンジャーの両方が使用できるのでとてもコスパが良いです。
マイクのミュートボタンがある
意外とありそうでなかった機能かと思います。
マイクのボタンを一回押すだけでミュートすることができ、ミュート中は赤く光るためとても分かりやすいです。
マイクオン時
マイクミュート時
私はヘッドセット側にミュートボタンが付いているのですがGC7側のミュートも使用しております。
視覚的にマイクがミュートなのかわかるのがとても便利なんですよね。
これによりミュート機能が無いマイクを購入したり、ミュートし辛いヘッドセットを使用していても気軽にミュートができるようになるためマイクの選択の幅が広がります。
端子が多い
入力、出力端子が他のSound blasterよりも多めです。
多いからいいのかというと難しいですが、いろんな使い方に対応できる為あって損はないですね。
PS4でも5.1バーチャルサラウンドが使用できる。
私はサラウンドは使用しない派なのですが、欲しい人にはありがたい機能だと思います。
GC7のいまいちだったポイント
質感が安っぽい
私はSound blaster X4とSound blasterX G6も持っているのですが質感がダントツでしょぼいです。
デザインについてはいろんな考えがあると思うのであえて触れませんが質感だけでいえばおもちゃ感が否めません。
右と左のノブが結構ガバガバ
ノブの感度の問題なのか音の微調整がし辛いです。
少しだけ回しても割と音が大きくなるので、ヘッドセット側に音量調整機能があればそちらで微調整を行い、GC7は大まかな音を決めるという使い方が良いかと思います。
Bluetoothでの設定に遅延、バグなどがある
リアルタイムでイコライザーを設定することができるのですが、本体の音が変わるまでに1秒前後のラグが生じることがあります。
また、一回だけリアルタイムでイコライザーを設定していたところGC7側の音が変わらなくなってそれ以降イコライザーが機能しなくなりました(本体のリセットで治りましたが設定が初期化されました。)
ですのでイコライザーをリアルタイムで調節する際には気を付けるor一回決めたらむやみにいじらないというのをお勧めします。
耐久性
これは私のケースなのであまり参考にならないかもしれませんが、私の買ったGC7は購入後1か月半くらいで故障しました。
もともと使用していたSBXG6はかなり使用頻度で3年使用していますがピンピンしております。
もしかしたら個体差あるのかもしれませんが、もしかしたら多機能になっている分繊細になっているのかなとも思います。
まとめ
私が購入した時はcreativeの公式サイトのみで販売されていましたが、もし今後Amazonや家電量販店で購入できるようになったらもっと人気になるのでないかと私は思います。
特にPS4やPS5での使用を考えて購入を検討している方にはお勧めします!
使いやすさ、性能ともに現在出ているPS4等向けのサウンドカードではダントツの良さを誇っていると思います。
入手が困難というのが本当に残念ですが気になる方は購入してみてください!
では良いゲームライフを!!
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