前回は詳細な視点操作の用語を解説しましたが、今回はそれらを利用してどのように感度を合わせたらいいのかパッドでFPSを12年間やってきた私の自己流ですが紹介したいと思います。
詳細な視点操作の用語がわからない方はこちらから前回の記事に飛べますので目を通してもらえればより分かりやすくなるかと思います。
まず初めに
これはこれから詳細な視点操作等で感度を調整する人向けの解説です。
この記事の説明に沿って決めた感度は完成形ではなく、その人に合ったベース、基礎の感度となります。
その為、ここで決めた感度をもとに実際に射撃訓練場から出て数戦プレイして微調整をして完成になると思われます。
また、感度はその日の気分、体調によってもかなり変わってきますが「これだ!!」と思った感度を見つけたら最低一週間は設定を変更しないでプレイしたほうが良いです。
やはり感覚的なところが多いので毎日感度を調整してもあまり良い結果になりませんし、感度の沼にはまっていき自分の好みの感度が行方不明になります。
また、視野角を変更しても感度がかなり変わってしまうため視野角は基本的に設定したら触らないほうがよいです。
おすすめの視野角は90か104です。私は現在は90でやっております。
感度合わせで個人的に重要な点
まず感度調整する前に抑えておきたい重要ないくつかの点があります。
- 高感度が好きな人は【通常時の視点移動速度】【エイム時の視点移動速度】は自分が扱える最高の速度
- 低感度が好きな人は【通常時の視点移動速度】は自分が扱える最大の速度に、
- 上下の視点移動速度は武器のリコイル(反動)を制御できる速度でなるべく低めに
- デッドゾーンは誤作動しない範囲で低めに
この上記の4点が感度を合わせる基本となってきます。別のゲームでも同じなのでFPSの基本的なところでもあると思います。
まとめると
通常時の左右視点移動速度>通常時の上下視点移動速度>エイム時の左右視点移動速度≧エイム時の上下視点移動速度
という形が基本的になります。正直好みもあるので上記と違う形にしても問題はありません。ですが、上記と違う形でApexの感度を設定すると別のFPS(特に細かい感度調整ができないFPS)をプレイするときに苦戦します(私は苦戦しました笑)
ステップ1 自分の好みを知る
一番最初に重要なのは自分はどのようにスティックを操作するのが得意を理解する。という点です。
前回の記事でも触れていますがざっくり分けると
- スティックをちびちび倒してエイム合わせたい派
- スティックを大きく動かしてエイムを合わせたい派
この二つに分かれます。
ですので自分はどっちが好みなのか押さえておきましょう。
ステップ2 反応曲線と視点移動速度の決定
まず、初めに反応曲線と通常時の視点移動速度を決めます。
ここが感度設定で一番厄介なところであり、一番重要な点です。
もし前回の記事を見ていない場合はいったん下記のリンクから飛んで目を通してもらえると助かります。
詳しい説明はそちらで行っております。
※下記のリンクは直で反応曲線の解説に飛びます
では、ここからは上記の記事の解説を読んでいる前提で説明していきますので詳しい解説は省きます。
では、通常時の感度の合わせ方と反応曲線の合わせ方ですが、上記にも書きましたが
通常時の視点移動速度は自分の扱える最大の速度にする
反応曲線はなるべくならデフォルトより上にしない
が重要だと私は考えております。
では、どのように反応曲線と通常時の視点移動速度を決めていくのかですが、これが一番難しいんですよね・・・
前回の記事でも紹介しましたが、視点移動速度と反応曲線は絡み合っている関係なのでとても難しいです。
ですので
視点移動速度=最高速度の設定
反応曲線=どれくらい加速させるのかの設定
これをしっかり覚えて微調整する必要があります。
Q スティックを少し倒したときにもう少し早く視点が動いてほしい
A 反応曲線を下げる
Q スティックを半分以上倒したときにもう少し早く視点が動いてほしい
A 視点移動速度を上げる
このようにどっちの値を動かすかがカギになってきます。
とはいえ最初はこのバランスがわからないですよね。
大体の目安としては次のような感じだと私は思います。
反応曲線と視点移動速度の目安
スティックをちびちび倒す中~高感度派
- 反応曲線 デフォルトから2~3くらい下げる。
- 視点移動速度 全体の半分以上
スティックをちびちび倒す低感度派
- 反応曲線を最低値(リニア)にしてみる。
- 視点移動速度 全体の半分以下
スティックをがしがし倒す派
- 反応曲線 デフォルト
- 視点移動速度 好み
スティックをがしがし倒す派2
- 反応曲線 デフォルトから2~3下げる
- 視点移動速度 半分以下
という感じでしょうか。
つまり、反応曲線は
- デフォルト
- デフォルト-3以内
- 最低値(リニア)
あたりの設定がおすすめであり、私の周りでも使っている人が多いです。
では、次に私が実際にやった合わせ方です。
実際に私がやった合わせ方
この方法は少しだけ時間がかかりますが個人的にはおすすめだと思います。
ステップ1
反応曲線はデフォルト、左右視点移動速度は最大にします。
上下視点移動速度もこの画像では最大になっておりますが最大-10~20くらいにしておくとよいと思います。
ステップ2
射撃訓練場に行き、ピースキーパ&フラットラインを持ち、動かないでADSしないでダミーに攻撃します。
この際に【視点が動きすぎる】【ダミーを通り過ぎる】という方は反応曲線はそのままで左右上下同じ数ずつ下げてみて当たるように調整してみてください。
もし、この時に『感度下げたら当たるようになった。でももう少しきびきび視点が動いてほしい。でも速度上げると当てにくい』という感じになったら次は反応曲線を下げてみてください。
また、【もう少しきびきび動いてほしい】【視点がちょっと手前で止まる】という方ももう視点の速度はあげれないので反応曲線を下げてみてください。
また、【ダミーの上に視点が行ってしまう】【きれいに横に視点が動かせない】といった場合には上下の視点移動速度を下げてみてください。
基本的に上下の視点移動速度を下げれば下げるほどきれいに横に視点を動かしやすくなりますが、下げすぎると物を漁る時や、パスファインダーのグラップル等が大変になるのでほどほどにしましょう。
ステップ3
ピースキーパーが何となく当てれるようになってきたら次は微調整をしていきます。
フラットライン(好みの連射系の銃でも大丈夫です)を持ち、ADSをしないでレレレ(左右にカニ歩き)しながらダミーに弾を当てていきます。
ここでも先ほどと同じように視点、反応曲線を使い調整を行い当てれるようにしてみてください。
以上が私が行った感度の合わせ方です。
ステップ3 エイム時の感度の合わせ方
さて、ステップ2にて反応曲線と通常時の感度が決まったと思いますので、エイム時の感度を合わせていきたいと思います。
まず、武器はR99(紫拡張マガジン、サイト1倍のお好みのを、紫ストック)、ウィングマン(紫拡張マガジン、サイトはお好みの1倍のものを)を準備します。
ここからはやることは簡単ですね、ダミーに向かってR99を使いレレレ(カニ歩きしながら)撃ち当てやすい上下左右視点移動速度を探します。
また、ワンマガジン使ってダミーの体力が残ったときはウィングマンを使ってダミーを倒すようにします。
ここで重要なのはまだ上下の視点移動速度はとりあえず当てやすい設定にし、左右の視点移動速度を重点的に調整しましょう。
ファイナルステップ 上下の視点移動速度の調整
ここまできたらほぼ一番最後の工程といっても過言ではありません。
左右の視点移動速度はステップ3で合わせました。ここでは上下を重点的に調整していきます。
まず初めに準備するものはR99(紫拡張マガジン、紫ストック)難しい場合は青以下のバレルスタビライザーを使っても大丈夫です。
これらを準備したら大体ですが、下記の画像の位置から上の的を狙います。
この時に私は的に対しダメージが150後半以上が出るように調整します。
きれいにまっすぐ飛ぶように上下の感度を調節しましょう。
【上下視点速度が速いケース】
下にガクッと下がる場合は上下感度が速いので少し遅くしましょう。
【上下視点速度が遅いケース】
上に上がって下がってこない場合は上下視点移動速度が遅いので少し早くしましょう。
次に奥にいるダミーに向かって撃ちます。
ここもワンマガジンで倒せるように出来たらよいかと思います。
おまけステップ
感度の調整は上記のステップで終わりなのですが、振り向き等のスピードを上げたいという方は
- 上下左右視点加速
- 視点移動付与時間
- 視点移動付与ディレイ
ここら辺を調整しましょう。
こちらの解説も前回の用語解説にて触れていますのでそちらの方をご確認ください。
感度調整後にやってほしいこと
無事長かった感度調整も終わりました。
ですが、この記事の冒頭でも触れたようにこれは完成の感度ではなく、基礎やベースとなる感度です。
ですのでおそらくここで設定した感度で実戦に行くと感度が低く感じると思います。
やはり、動いていないダミー、的を撃つときには感度は低いほうが当てやすいので、無意識に少し遅めな感度になってしまいます。
そこらへんは微調整していく必要がありますが、この時は反応曲線はなるべく触らずに、視点移動速度のほうで設定していきましょう。
また、感度調節した後の数試合はビデオクリップ等に録画して後で見返すことを強くおすすめします。
実際プレイしているときは必死にプレイしてるのであまり感度が遅いとか早いとかに気が付かないのですが、録画で見直してみると
(あれ?もう少し早いほうがきれいにエイム合いそう)
ですとか
(感度が速くて少しあらぶっているな)
というのが客観的に見ることで分かってきます。
そしたらまた微調整してまたビデオクリップに保存して、というのを繰り返していくと自分に比較的合った感度に近づけるのではないかと思います。
前回の記事に引き続き長くなってしまいましたが、ここまでお付き合いしていただきありがとうございます。
ではよいゲーム&Apexライフを!!!
コメント